フラサバソウ
フラサバソウはヨーロッパ・アフリカ原産の外来植物です。 この名前は、日本の植物に関して多くの新種を記載し、フラサバソウについても外来植物であることを報告した、Franchet と Savatier という2人の植物学者の名前を記念してつけられています。
全体に長い毛の多い植物です。
フラサバソウの学名は Veronica hederaefolia で、オオイヌノフグリなどのイヌノフグリの仲間やヒヨクソウなどと同じ属に分類されていて、2本のオシベを持つことや、花冠裂片の1つが他の裂片より小さくなっていることなど、基本的な花のつくりは共通です。 オオイヌノフグリの花では花冠裂片の重なりが大きくて合弁花類であることが分かりづらいのですが、下の写真では合弁花であることがよく分かります。
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コメント
オオイヌノフグリに似てるけど?
ちっちゃいね?ちゃうのかなぁ?が
フラサバソウとの出合いでした
名前の由来が一つ
撮った写真をPcで見てみて毛深いなぁと思ったことが一つ
フラサバソウについての印象です。
投稿: わんちゃん | 2011年4月13日 (水) 22時43分
花の色は、濃いものから淡いものまで、いろいろあるようですね。
投稿: そよかぜ | 2011年4月14日 (木) 07時15分