カスミサンショウウオ
カスミサンショウウオは、湧水や水田の周囲にある丘陵の二次林などに生息する両生類です。
カスミサンショウウオの住む環境は、開発や水質汚染、減反政策による乾田の増加などのために減少し、環境省レッドリストでは絶滅危惧II類(VU)とされています。
しかし大阪府堺市の南部丘陵では、まだ生息しています。 夜行性で、昼間は落ち葉の下などに隠れているため、親の姿はなかなか見ることはできませんが、卵塊を見ることができました。 水中の卵塊をそのまま撮りましたので、くっきりとはいきませんが・・・。
下は長居公園にある自然史センターに展示されているカスミサンショウウオの標本です。 尾の上側が黄褐色になっているのが特徴です。
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コメント
京都府下においても
カスミサンショウウオの保護に向かって
活動されてる方がおられます。
大阪府堺市の南部丘陵で・・・といえど、
”水中の卵塊”の写真が撮れました
を、聞くとビックリしはるやろなぁ・・・
投稿: わんちゃん | 2011年4月17日 (日) 21時46分