ムラサキサギゴケ、サギゴケ
ムラサキサギゴケは湿り気のある日当たりのいい所で見られます。
ムラサキサギゴケはトキワハゼによく似ていますが、トキワハゼが1年草で立ち上がるのに対し、ムラサキサギゴケは多年草で、立ち上がらず、横に走出枝を出していきます。
ところで、この「ムラサキサギゴケ」という名前ですが、「コケ」は小さな植物だからでしょうが、「ムラサキサギ」は?
じつはムラサキサギゴケよりは少ないのですが、サギゴケという植物があります。 両者は同種で、サギゴケはムラサキサギゴケの「品種」になります。
昔の人は、ムラサキサギゴケほどは多くないものの、サギの飛ぶ姿を連想させる白いサギゴケに注目し、優先的に名前をつけたのでしょう。
ムラサキサギゴケは、「紫色をしたサギゴケ」です。
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コメント
ムラサキサギゴケとトキワハゼとごっちゃになってた時がありました
今でも実際に見るとどっちやったかな?
のわんちゃんです。
白いサギゴケに出合われたんですね
ナルホド飛んでる姿のサギにね・・・
投稿: わんちゃん | 2011年4月 7日 (木) 22時29分
ムラサキサギゴケを単にサギゴケと言ったり、その白いものをシロバナサギゴケと言ったりもしますので、ややこしいですね。
投稿: そよかぜ | 2011年4月 8日 (金) 07時34分