イカル-単独と群-
下は'11年3月5日に京都府立植物園で撮ったイカルです。 木の高い所で長い間さえずりっていましたが、他に仲間は見当たらず、遠くに飛び去って行きました。
そして下は'09年2月21日に大阪の北部で撮ったイカルで、この時は数十羽の群でいました。
その他の記録を拾い出してみると、'10年2月7日には単独のイカルを観察していますし、'09年1月24日には数羽のイカルの群を見ています。
上記のように、ほぼ同じ時期に単独でいるイカルと集団で暮らすイカルがいるということは、どのように理解すればいいのでしょうか。 孤独を好む個体と集団生活を好む個体がいるなどという擬人的な理解では不十分な気がします。
イカルは雌雄の区別がつきにくい鳥です。 また、幼鳥は嘴の根元や目先が黒く、全体的な体色も、成鳥の灰色味を帯びた部分が幼鳥では黄色味を帯びた茶色だと言われていますが、この違いは、いつ頃まで続くのでしょうか。 少なくとも上の2枚の写真には違いが見当たりません。
単独で生活しているイカルと群で生活しているイカルに、何か質的な違いがあるのでしょうか。 それとも同じ個体が集団に入ったり単独生活をしたりしているのでしょうか。
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コメント
>単独で生活しているイカルと群で生活しているイカルに、何か質的な違いがあるのでしょうか。
それとも同じ個体が集団に入ったり単独生活をしたりしているのでしょうか。
いろんな???が次々と・・・
流石です
高い木のてっぺん近くでじぃ~~としているイカルに出合って、数日後大きな木の根元辺りでたくさんのイカルたちが居るのに遭遇して、木の実がいっぱい落ちていたのかな?
と、思ったくらいでした。
投稿: わんちゃん | 2011年3月16日 (水) 14時24分
最初のイカルが下調べに来ていて、仲間を連れて来ていたという可能性も否定できませんね。
投稿: そよかぜ | 2011年3月17日 (木) 07時27分