ハギマシコ
ハギマシコは、夏季には北海道や東北の高山帯でしか見ることはできませんが、冬季には群でほぼ日本全土に渡来します。 ただし西日本には少ないのですが、今年は大阪府の北(箕面)にも南(和泉葛城山)にも来ているというので、見に行ってきました。
ハギマシコの夏羽は全身ほぼ褐色で嘴も黒い色をしていますが、冬羽は、特にオスは複雑な色彩をしていて、嘴は黄色で先端は少し黒っぽく、頭部と喉部は黒っぽく、腹面には白や赤紫色の斑紋があり、和名はこの斑紋がハギの花のようだというのが由来になっているようです。 メスも腹面に赤紫色の斑紋がありますが、全体に褐色みが強くなります。
帰って写真の整理をしていると、どうもオスのみを熱心に撮っていたようで、メスの写真が殆どありません。 下の写真は手前に3羽、奥に1羽写っていますが、手前の3羽のうちの中央がメスです。 かなりブレた写真ですが・・・。
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コメント
お腹の斑紋が特徴なんですね、
複雑な色合いですこと・・・
大きさって?
”マシコ”って名前の中にある鳥は
羽の色がどこか、赤系が混じっている・・・
って一人ガッテンしてるんですが・・・
投稿: わんちゃん | 2011年3月 6日 (日) 16時41分
大きさはスズメとほぼ同じくらいです。
「マシコ」は漢字で書くと「猿子」で、猿の古称です。赤い色がついていたりどこか猿に似ている場合に「マシコ」という名称が使われているようです。
投稿: そよかぜ | 2011年3月 6日 (日) 22時49分