ツバキの果実の孔
ツバキについている褐色の三角形、じつはこれ、ツバキの果実が3裂し、中にあった種子がこぼれて果皮だけが残されたものです。
よく見ると、この残された果皮にはきれいに孔が開けられています。 これはツバキシギゾウムシの仕業かもしれません。 ツバキシギゾウムシは、その長い口吻で、ツバキの実の表面から種子に達する孔を開け、種子の中に卵を産みつけ、幼虫は種子を食べて育ちます。
このツバキは近所のツバキ、ツバキシギゾウムシの活躍するのは6月、また楽しみが増えました。
※ 裂ける前のツバキの果実は、サザンカの果実と比較するかたちで、こちらに載せています。
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コメント
そよかぜさんが「こうですよ、こんなふうにね」ってblogで説明されて
「あぁ~そうなんや」って妙に感心してます
見られないところに咲いてるお花じゃなくって、ごくごく身近に咲いてる・・・
ハッと気づかされているわんちゃんです。
>このツバキは近所のツバキ、ツバキシギゾウムシの活躍するのは6月、また楽しみが増えました。
blogに登場を楽しみに・・・
投稿: わんちゃん | 2011年2月26日 (土) 21時29分
このブログのテーマのひとつは「身近な所の生物の様子」ですからね。
投稿: そよかぜ | 2011年2月27日 (日) 07時11分