キンイロエビグモ(ハラジロ型)
キハダエビグモに続いて、冬季に樹皮の下に潜むエビグモの仲間をもう1種、たぶんキンイロエビグモのハラジロ型だと思います。
キンイロエビグモにはキンイロ型とハラジロ型があります。 キンイロ型は黄褐色をして、白色や茶褐色の斑紋があり、ハラジロ型は、腹部背面が白くて、その周囲の暗褐色との境界の濃色の部分が波型をしています。 ただ、キンイロエビグモのハラジロ型と似たものにシロエビグモがいますので、もしかしたらそちらかもしれません。
写真のクモは、剥がした樹皮の裏にくっついていました。 写真を撮ろうとレンズを交換しているうちに冬眠から覚めて動き出しました。 動き出すとよく動くこと! 樹皮を離れてしまいましたので、掌に載せてこの1枚を撮るのが精一杯。 私の掌もお気に召さなかったようで、ジャンプして飛び出し、地面の枯葉に紛れ込んでしまいました。
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コメント
そよかぜさんの掌紋(?)が大きく写ってて、なんで・・・
シロエビグモがどんだけぇちっちゃいの?
じぃ~っと、樹皮の裏で冬眠してても明るいところに出たらいきなり動き出せるモンなんですね。
投稿: わんちゃん | 2011年1月14日 (金) 19時00分
クモの大きさは、脚をどれくらい広げるかによって、かなり印象は違いますが、上の写真の横幅は約2cmですね。
樹皮の裏にいるクモは冬の間ずっと餌を捕らないのか、興味ありますね。
投稿: そよかぜ | 2011年1月15日 (土) 12時57分