ムクドリの飛翔
ムクドリは日本国内ではほぼ全域に分布する留鳥で、人家付近や田畑などでもよく見られます。 ムクノキの実を好んで食べるところからムクドリ(椋鳥)と呼ばれるようになったと言われていますが、植物の果実や種子の他、虫なども食べる雑食性です。 こちらでは田起こしに集まるムクドリを載せています。
繁殖期は春から夏にかけてで、この時期は雌雄の番単位で分散します(こちら)が、その他の時期は、下の写真のように群を形成しています。 特に夜は大きなねぐらを形成しますので、その鳴き声が騒音として問題になったりすることもあります。
今回はムクドリの飛んでいる所を撮ってみました。 飛んでいる所をみると、腰の白い部分がよく目立ちます。
ムクドリは尾が短いので、羽ばたかずに翼を広げて滑空(かっくう)している姿所をみると、直角二等辺三角形の三角定規を連想させるところから、「空飛ぶ三角定規」などと言われています。 その様子を撮ろうと思ったのですが、“三角定規”も横から見るとよく分かりませんね (-_-;
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コメント
ムクドリはチョンチョンチョンと地べたのエサをついばんでる姿に出合いますが、飛んでるんでしょうけど、チョコチョコっと移動程度でこんなに勇壮に飛んでる姿は見かけませんですわ・・・・・
よ~く撮れてますねぇ・・・
投稿: わんちゃん | 2011年1月25日 (火) 18時57分
たくさん撮って使えるものを選び、さらにトリミングで構図を整えた写真です。
投稿: そよかぜ | 2011年1月26日 (水) 07時28分