ツルムラサキ
かなり寒くなってきましたが、近所の市民菜園にツルムラサキがまだ残っていました。
ツルムラサキは熱帯アジア原産で、自生地では多年草ですが、日本では1年草として扱われているツル植物です。 葉と茎を食用にしますが、独特の粘り気があります。 日本ではおひたしや味噌汁の具などとして使われていますが、中華料理では炒め物にすることが多いようです。 茎の色には、写真のような緑色のものと紫色のものとがあります。
ツルムラサキはツルムラサキ科に分類されている植物で、花は夏から秋にかけて咲きますが、花弁はなく、厚いガクがあります。 花が咲くといっても、このガクが上の方で少し開くだけで、ほとんどツボミと花との区別はつきません。 そして花が終わっても、このガクは残り、厚みを増し、次第に黒紫色となり、1個の種子を包みます。
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コメント
収穫されないで畑に放っておかれると、
こんなにいっぱい花が咲くんですね、
いろんな葉物野菜の花はどんなんかいっぺん見てみたいモンです。
でも、花が咲くまで放っておかれることは滅多にないんでしょうけど・・・
投稿: わんちゃん | 2010年12月10日 (金) 21時50分
そうですね。今は次の年に蒔く種子を自分の所で採る事もめったにしなくなりましたからね。
投稿: そよかぜ | 2010年12月11日 (土) 18時16分