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2010年12月 8日 (水)

柿を食べるスズメ

 たくさんのスズメが柿を食べに集まっていました。

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 それがどうした!? と思う方もおられるでしょうが、考えてみてください。 スズメはイネ科の種子や虫などを食べる鳥で、時にはサクラなどの花の蜜を狙うスズメが話題になったりします。 しかし、少し前までは、柿などの果実を食べるスズメなど、聞いたことがありませんでした。 ところが最近、あちこちで柿を食べるスズメの話を聞くようになりました。

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 「文化」を「社会の成員として獲得する振る舞いの複合された総体」とするなら、これはスズメ社会の「文化」が変化したことになります。
 鳥の社会の様子も永年同じ状態が続くわけではありません。 森で生活していたオオタカが町に住みだしたことは先日記事にしました。 ハヤブサチョウゲンボウも町に住みだしました。 昔は町では夏にしか見ることのできなかったヒヨドリも、今は1年中見ることができます。 一時は町の中から完全に姿を消していたカワセミも、公園などに帰ってきました。
 人の生活の様子が変ってきたように、鳥の生活の様子も変っているのですね。

※ 今回の写真は、犬の散歩の途中で、持っていたコンパクトカメラで撮ったものです。 光条件も良くないうえに、大トリミングをしていますので、画質はたいへん荒れています。

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コメント

>人の生活の様子が変ってきたように、鳥の生活の様子も変っているのですね。

それと同時にお花たち、虫たち等々にも言えることでしょうか?

今朝、コロと散歩のときに、
土手の草むらを二羽の小鳥たちがチョコチョコと歩いてました
カメラを持ってくるべきやなぁ、と思いながらしばらく見てました
ほっぺや背中の色合いなどスズメ!
ジックリとスズメを間近に見たことなかったなぁ

投稿: わんちゃん | 2010年12月 8日 (水) 22時43分

鳥たちの様子が変ることと、花や虫たちの様子が変ることとは、かなり違ってくると思います。
“判断”して行動する割合は、鳥たちの方がずっと高いでしょう。花や虫たちは環境の変化によって“変えられてしまう”割合が高いのでしょうね。

投稿: そよかぜ | 2010年12月 9日 (木) 21時23分

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