アオゲラ
アオゲラは背面や翼が黄緑色をした全長30cm足らずのキツツキの仲間です。 食性は、アリや他の昆虫などの動物食の傾向が強いのですが、果実も食べていて、写真のカラスザンショウの木には、連日、数回ずつ来ています。
写真はオスで、オスは額から後頭にかけて赤い羽毛で覆われていますが、メスのこの部分の赤色部は後頭部のみです。 また顎線にある赤色部も、メスよりオスの方が大きい面積を占めています。
日本のキツツキの名前は、オオアカゲラ、アカゲラ、アオゲラ、コゲラなど、みんな「○○ゲラ」です。 ケラの語源については、寺の山門をつつく姿の「テラツツキ」が訛って「ケラツツキ」になり、「ケラ」に転じたとか、木をつついて虫ケラを食べるので「ケラツツキ」となったとか、アカゲラの鳴き声を「ケラケラケラ」と聞きなして“ケラ”となったとか、いろんな説があります。
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コメント
これがアオゲラなのですね。
目元までくっきり!
可愛くてとってもきれいですね~♪
投稿: ひとえ | 2010年12月 2日 (木) 17時08分
>アオゲラは背面や翼が黄緑色をした全長30cm足らずのキツツキの仲間です。
大きさは?って思ってしまいました
ハトよりちょっと小さいのかな?
アオゲラくんはず~っとこんなにきれいなんですか?
投稿: わんちゃん | 2010年12月 2日 (木) 20時16分
背中に陽が当たればもっと美しいのですが・・・ なかなかこちらの思う姿勢にはなってくれません。
アオゲラは年中ほぼ同じ色をしていますが、夏場は葉が多くてなかなか撮るチャンスがありません。
投稿: そよかぜ | 2010年12月 2日 (木) 21時08分