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2010年11月 2日 (火)

イカリモンガ

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 10月23日に大阪府河内長野市の岩湧山麓の渓流沿いを歩いていると、たくさんのイカリモンガに出会いました。 幼虫の食餌植物がイノデなどのシダ植物なので、渓流沿いの湿った場所で発生することが多いのでしょう。 でも、成虫は特に日陰を好むわけでもなく、日向で吸蜜したり休んだりしていました。
 イカリモンガは年2回、春と夏に発生し、夏型の成虫は越冬し、春に交尾・産卵するので、秋に成虫を見かけても不思議は無いのですが、個体数の多さや個体の新鮮さからして、成虫になってからそんなに時間が経過していないようにも感じました。

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 イカリモンガを漢字で書くと「錨紋蛾」で、前翅のオレンジ色の模様を、船などの錨(いかり)の形として見たものです。
 この錨模様は前翅の表にも裏にもあるのですが、とまっている時に翅を広げて表を見せてくれることはめったにありません。
 この翅の模様が美しいことや翅を閉じてとまること以外にも、夜に灯火に集まることも無く完全な昼行性であること、触角が細いことなど、蝶としての性質を強く持った蛾です。 もっとも蝶と蛾は、分類学的には同じ鱗翅目として扱われ、明確な区別点はありませんが・・・。

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コメント

あっ!タテハチョウの仲間に似てる?
そんな気で読んでました。
蛾?ですか?

二枚目の写真、逆光?ですか?
良いですねぇ・・・

投稿: わんちゃん | 2010年11月 2日 (火) 21時18分

そう、タテハチョウの仲間によく似ています。ただ少しお腹が肥満気味で体重が重く、そのためにタテハチョウの仲間のような豪快な飛び方はできません。

投稿: そよかぜ | 2010年11月 2日 (火) 21時42分

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