ワタムシ
11月13日15時すぎ、曇でほぼ無風の庭に小さな綿屑のようなものがあちこちにフワフワ、ワタムシです。
空気の流れに任せて漂っているようにも見える飛び方ですが、捕まえようとすると、けっこうしっかりと飛んでいるのが分かります。
ワタムシはアブラムシの一種で、もちろん1種類ではありません。 「○○ワタムシ」という名前のたくさんの種類がいます。 体の周囲にワックスを分泌し、これが綿のように見えます。
北海道や東北などでは、この虫の飛ぶ様子が雪が舞っているように見えるところから、また、この虫の飛んでいる季節になると間もなく初雪が降ることから、「雪虫」とも呼ばれています。 もちろん北海道などで見られるワタムシと大阪などで見られるワタムシとは種類は違うでしょうが・・・。
下は捕えたワタムシを室内で撮影したものです。 翅を広げた所を撮りたかったのですが、すぐに翅をたたんでしまいます。 そのくせ、数枚写真を撮っただけで、パッと翅を広げて飛び去って行きました。 いったん目を離してしまうと、もうどこへ行ったのか分かりません。 庭に出てみると、さっきまで飛んでいたワタムシの姿は、もうどこにもありませんでした。
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コメント
>いったん目を離してしまうと、もうどこへ行ったのか分かりません。
ちっちゃいのかな?って想像してます
ワタムシくん、出合ったことないかも?
>曇でほぼ無風の庭に小さな綿屑のようなものがあちこちにフワフワ、ワタムシです。
あちこちで・・・ですよね。
>庭に出てみると、さっきまで飛んでいたワタムシの姿は、もうどこにもありませんでした。
理由らしきモンは?何?かな?
その日、京都では黄砂の影響でド~ンヨリの一日でした。
投稿: わんちゃん | 2010年11月16日 (火) 18時35分
たいへんちっちゃな虫です。
飛んでいたのは庭のあちこち、一斉に飛びまわり、分散し、飛ぶ姿が消えたのは、落ち着く場所に到着したのでしょう。
投稿: そよかぜ | 2010年11月16日 (火) 22時03分