メナモミ
メナモミはオナモミに対しての名前です。 でも、両者は同じキク科で同じひっつき虫ではありますが、そんなに似ているとは思えないのですが・・・。 あえて言えばどちらも一見キク科の花らしくないということでしょうか。
メナモミは大きいものでは1m以上にもなりますが、1年生草本です。 茎には開出毛が密生しています。 葉は対生し、葉の裏には軟毛が多く、ビロードのような手触りがあります。
花は秋に咲きます。 頭花には長い総苞片5個と鱗片があり、総苞片にも鱗片にも粘液腺があります。 それらに囲まれて小花があり、周囲には雌性の舌状花が、中央部には両性の筒状花があります。
なお、写真には写っていませんが、花柄にも有柄の腺があります
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コメント
散歩道でオナモミにはよく出合います。
メナモミ?
ひっつくんですよね?
投稿: わんちゃん | 2010年11月 6日 (土) 00時49分
わんちゃんが出会っているのは、たぶんオオオナモミだと思います。
オナモミの仲間は刺で、メナモミは粘液でくっつきます。
投稿: そよかぜ | 2010年11月 6日 (土) 07時56分