ハダカホオズキ
ハダカホオズキの赤くツヤのある実はヒヨドリジョウゴなどの実に似ていますし、植物体全体から受ける印象は、イヌホオズキの仲間を大きくしたようです。 これらはみんなナス科で近縁ですので、似ている点があるのは当然ですが、ヒヨドリジョウゴやイヌホオズキの仲間がナス属( Solanum属 )つまり野菜のナスと同じ属であるのに対し、ハダカホオズキはハダカホオズキ属( Tubocapsicum属 )です。
これらの属の違いは、ナス属の葯は先端に孔がある(ヒヨドリジョウゴの項を参照)のに対し、ハダカホオズキ属の葯は縦裂し、互いに離れています。 この違いは、ハダカホオズキの花期が既に過ぎていて写真を載せることができませんが・・・。
また、ナス属のガクは5(~10)裂するのに対し、ハダカホオズキのガクは浅く、先はほとんど水平で、分裂しません。
「ハダカ」というのは、ガクが伸びて袋状になったものに果実が包まれているホオズキと比較して、果実がガクに包まれていないところからつけられた名前でしょう。 ちなみに、ホオズキ(下)は同じナス科のホオズキ属( Physalis属 )の植物です。
だれですか、「裸体抱好き」なんて漢字を当てはめているのは!
【参考】ホオズキ
下のホオズキは、ガクの表面が失われ中が見えているのですが、果実は残念ながら見えていないようです。
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コメント
ハダカホオズキ
こんなに可愛い真っ赤な実が生る、
お花って?
いっぺん見てみたい・・・
イヌホオズキ
たびたび見かけます、実が生ると緑色から黒くなっていきますよね。
畑の隅っこでホオズキがこんな姿になってますね、確かに・・・
投稿: わんちゃん | 2010年10月13日 (水) 16時58分
ハダカホオズキの花は白っぽい小さな花です。
イヌホオズキの仲間にもいろいろあって、こちらに載せています。
ホオズキとよく似たつくりのヤマホオズキの断面もこちらに載せています。
投稿: そよかぜ | 2010年10月14日 (木) 07時03分