ウスキツバメエダシャク
このブログの10月19日のシロツバメエダシャクの記事で、この仲間にはたいへんよく似たものが何種類かいることを書きました。 そのうちの1種、ウスキツバメエダシャクがいましたので載せておきます。 シロツバメエダシャクと比較してみてください。
ウスキツバメエダシャクの顔は橙褐色、尾状突起は比較的長く、かなり尖ります。 翅は全体的に“さざ波”が多く、黄色っぽく、すじは茶色っぽい色をしています。
シロツバメエダシャクのすじは前翅の前縁近くで曲がることがありますが、本種のすじはストレートです。
こちらには後翅の縁毛の赤褐色のはっきりしたウスキツバメエダシャクを載せています。
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コメント
昨年、シロツバメエダシャクと思われるガの写真を撮りました。
でも顔写真は無く鑑別不能と思っていましたが、今日の記事と「こちら」の写真からウスキツバメエダシャクだったことがわかりました。
手織りの絹を思わせるような美しい翅ですね。
投稿: 夕菅 | 2010年10月26日 (火) 22時32分
う~~ん・・・です。
でも、なんとなく違いが判るようなビミョウ
真っ白って、キレイなモンやなぁ・・・
投稿: わんちゃん | 2010年10月27日 (水) 18時10分
夕菅さん、わんちゃん、ほんとうに微妙な違いですものね。小さな図鑑では1種類しか載ってなくて、全部同じだと思っている人も多いようです。
前にも書きましたが、このきれいな目立つ蛾がなぜあまり飛んで逃げようとしないのか、鳥に食べられてしまわないのか、不思議です。
投稿: そよかぜ | 2010年10月28日 (木) 07時22分