モロコシ
収穫の秋、近所の田でも稲穂が重く垂れ、間もなく稲刈りでしょう。 もう既に新米が販売されているのも見ました。
先日、富田林市にある錦織公園の「河内の里」で、下の写真のような作物を見ました。 高さは2.5mほどで、ラベルを見ると「キビ」と書いてありましたが、イナキビ(稲黍)とも言われるキビはこんなに高くなりません。 これがモロコシと呼ばれている作物ではないかと思います。 自信はありませんが・・・。
モロコシ(蜀黍、唐黍)は、タカキビ(高黍)とも呼ばれ、現代の中国では高粱(こうりゃん、カオリャン)と呼ばれています。 なお、こちらをキビと呼ぶ場合もあるようで、この場合は本来のキビを「コキビ」と呼んでいるようです。
| 固定リンク
コメント
食した記憶はないように思いますが、食べられるんですよね?
投稿: わんちゃん | 2010年10月 8日 (金) 23時32分
もちろん食べられますし、昔はたくさん食べられていたようです。でも、イネが品種改良で寒い所でも作られるようになるなどで、たくさんのお米ができるようになると、こちらの方が美味しいので、日本ではほとんどが飼料用です。
現在でもアフリカではたくさん栽培されているようですよ。
投稿: そよかぜ | 2010年10月 9日 (土) 23時20分