レモンエゴマ
レモン( lemon )は英語からきていますが、レモンエゴマは日本に自生している1年性草本です。 シソにたいへん近い植物で、和名は果実から油を絞るエゴマに似て、レモン様の香りがあるところからです。
葉には大きさのよく揃ったきょ歯があり、脈上には軟毛があります。
花は8~10月で、10月11日撮影の上の写真の花穂には花は残っていませんでした。 下の花の写真は、根ぎわの葉腋から出ていた、かろうじて花が残っていた花穂を撮ったものです。
ガクには長軟毛がたくさん生えています。 花冠は長さ4~5mm、色は淡紅色から写真のようにほとんど白に近いものまであります。 オシベは4本、花の中にも毛が生えています。
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コメント
レモンエゴマって初めて聞きました
庭に生えていたアオジソにソックリなような気がします。
葉っぱの縁の水滴はもしかして水孔?
毛むくじゃらのお花の毛むくじゃらなところにもカワイイ水滴がポツリポツリ・・・
投稿: わんちゃん | 2010年10月12日 (火) 22時49分
レモンエゴマはアオジソにたいへん近縁で、よく似ています。
アオジソの方が葉の先が伸びていて、花もこんなには毛深くないと思います。
水滴は難しいですが、この場合はたぶん水孔からのものでは無いでしょう。
投稿: そよかぜ | 2010年10月13日 (水) 07時12分