ホソバハマアカザ
10月中旬の海岸ではホソバハマアカザが美しく紅葉していました。 下の写真で、赤いのがホソバハマアカザです。(緑はハママツナ、明日の記事にします。) 写真をクリックし、拡大してお楽しみください。
ホソバハマアカザは多肉質の1年草で、海岸や、時には内陸の砂地にも分布します。 花期は8~10月、花穂には雄花と雌花が混生します。 雄花には苞や花弁は無く、(4~)5個のガク片を持ち、5本前後のオシベがあります。 雌花は2個の苞の間にメシベがあるだけで、ガク片も花弁もオシベもありません。
下の写真で、赤っぼいのは雄花のガク片で、その間からオシベの黄色い葯が出ています。 またカニのハサミのように見えているのは雌花の苞です。 いずれにしても、雄花のガクも雌花の苞も多肉で、表面には毛がありますので、ほんとうに分かりにくい花です。
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コメント
拡大して見ると、
その紅いのがいちだんときれいですね。
ホンマにキレイキレイ・・・
投稿: わんちゃん | 2010年10月25日 (月) 21時19分
嫌味の無いきれいな赤でしょう。
この赤も、まだもう少し美しくなるのだと思います。
投稿: そよかぜ | 2010年10月25日 (月) 22時51分