テングチョウ
マエグロツヅリガの記事を書いていて、まだテングチョウを記事にしていなかったことに気がつきました。
テングチョウは成虫越冬するので春先から晩秋まで見ることができますし、少なくとも私のイメージでは雑木林の周辺であればどこにでもいる蝶なので、最近ではカメラを向けることも、あまりなかったようです。 で、少し古い写真ですが・・・。
テングチョウの幼虫はエノキの葉を食べて育ちます。 成虫は花にも来ますが、よく地面にとまって口を伸ばしています。
マエグロツヅリガの所でも書きましたが、“天狗の鼻”の部分は下唇髭(パルピ)と呼ばれている器官で、他の蝶にもあるのですが、テングチョウでは特別長くなっています。
春にはよく翅を広げて日向ぼっこをしています(下の写真)。
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コメント
ほぉ~~
広げたところの何ときれいな・・・
また、二枚目の写真も・・・なかなか・・・
>少なくとも私のイメージでは雑木林の周辺であればどこにでもいる蝶なので、最近ではカメラを向けることも、あまりなかったようです。
テングチョウには何回も出会ってはって、テングチョウと言う名前は何回も登場してますね・・・
投稿: わんちゃん | 2010年9月 6日 (月) 18時53分
特に早春の他の昆虫がまだ現れない時や、歩く足元をウロウロするので、飛んでいる時の色は地味ですが、よく目立つ蝶です。
投稿: そよかぜ | 2010年9月 7日 (火) 07時21分
こんにちは♪
そんなに頻繁にみられるチョウなんですか
まだ1回しか見たことなくて写真にも撮れませんでした
雑木林周辺よくウロウロしてるのですが・・
ぱっと見キタテハに似てるんでしょうか
それともベニシジミ?
投稿: エフ | 2010年9月 8日 (水) 17時25分
大きさはキタテハとベニシジミの中間で、飛んでいる時の色も、翅を閉じている時の色によく似た印象です。
少なくとも大阪付近で、そんな蝶が道の上をウロウロしていたら、たいていテングチョウです。
投稿: そよかぜ | 2010年9月 8日 (水) 22時46分