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岩湧山で、花軸も咲いている花のガクも真っ赤なヤマゴボウの仲間がありました。 ヤマゴボウなら、心皮が離生するので、果実は分果になりますし、ヨウシュヤマゴボウは花序が下垂しますので、マルミノヤマゴボウだと思います。
なお、土産物店などで販売されている「山ごぼう」は、モリアザミの根やゴボウの細い根を漬けたりしたもので、上に書いたようなヤマゴボウ科の植物とは全く別の植物です。 ヤマゴボウ科の植物は、根を漢方に使いますが、基本的には有毒ですので、注意が必要です。
2010年9月 3日 (金) 草2 離弁花 | 固定リンク Tweet
ヤマゴボウ (山牛蒡・南陸)
岡 麓 の短歌 『 南陸 色濃く染めて 遠目にも 草枯野辺の しるくぞ赤き 』
岩波香代子 の短歌 『 山牛蒡 したたるばかり 黒き実の 月に光りて 秋たつ今宵 』
投稿: S.ひでき | 2010年9月 3日 (金) 20時42分
その実がとてもきれいな色なので 絵手紙のモチーフにありました。 ヨウシュヤマゴボウです。 これは散歩道でもよく出合いますが マルミノヤマゴボウは山の中に居るのですか?
投稿: わんちゃん | 2010年9月 3日 (金) 23時38分
S.ひできさん、岡麓の短歌で、ヤマゴボウは「南陸」とも言うのですね。どういう由来なんでしょうか。また「しるく」とは何ですか?
わんちゃん、たしかにヨウシュヤマゴボウは人里にも多いのですが、ヤマゴボウもマルミノヤマゴボウも、もう少し自然豊かな所の植物ですね。
投稿: そよかぜ | 2010年9月 4日 (土) 08時21分
ヤマゴボウ (訂正版)
岡 麓 の短歌で誤りがあったので訂正します。 『 商陸 色濃く染めて 遠目にも 草枯野辺の しるくぞ赤き 』
先に、南陸 としたのは、誤りで 商陸 が正しいものです。 ただ、この短歌では、商陸をヤマゴボウと読ませると思われます。
漢方で 『 ヤマゴボウの根は商陸(ショウリク) 』と呼ばれるからです。
また、「しるく」 は、「しるけく(著けく)」 = はっきりしていること。顕著なこと。を、表す古語です。
投稿: S.ひでき | 2010年9月 4日 (土) 10時59分
「商陸」は漢方からの名前でしたか。 「しるく」についてもよく分かりました。 ありがとうございました。
投稿: そよかぜ | 2010年9月 5日 (日) 09時54分
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ヤマゴボウ (山牛蒡・南陸)
岡 麓 の短歌
『 南陸 色濃く染めて 遠目にも
草枯野辺の しるくぞ赤き 』
岩波香代子 の短歌
『 山牛蒡 したたるばかり 黒き実の
月に光りて 秋たつ今宵 』
投稿: S.ひでき | 2010年9月 3日 (金) 20時42分
その実がとてもきれいな色なので
絵手紙のモチーフにありました。
ヨウシュヤマゴボウです。
これは散歩道でもよく出合いますが
マルミノヤマゴボウは山の中に居るのですか?
投稿: わんちゃん | 2010年9月 3日 (金) 23時38分
S.ひできさん、岡麓の短歌で、ヤマゴボウは「南陸」とも言うのですね。どういう由来なんでしょうか。また「しるく」とは何ですか?
わんちゃん、たしかにヨウシュヤマゴボウは人里にも多いのですが、ヤマゴボウもマルミノヤマゴボウも、もう少し自然豊かな所の植物ですね。
投稿: そよかぜ | 2010年9月 4日 (土) 08時21分
ヤマゴボウ (訂正版)
岡 麓 の短歌で誤りがあったので訂正します。
『 商陸 色濃く染めて 遠目にも
草枯野辺の しるくぞ赤き 』
先に、南陸 としたのは、誤りで 商陸 が正しいものです。
ただ、この短歌では、商陸をヤマゴボウと読ませると思われます。
漢方で 『 ヤマゴボウの根は商陸(ショウリク) 』と呼ばれるからです。
また、「しるく」 は、「しるけく(著けく)」
= はっきりしていること。顕著なこと。を、表す古語です。
投稿: S.ひでき | 2010年9月 4日 (土) 10時59分
「商陸」は漢方からの名前でしたか。
「しるく」についてもよく分かりました。
ありがとうございました。
投稿: そよかぜ | 2010年9月 5日 (日) 09時54分