アカタテハの幼虫
カラムシの葉が、表を内側にしてくっつけられていました。 カラムシの葉の裏は白いので、よく目立ちます。
そっと葉を開いてみると、枝分かれした黄色い刺に黒い刺、刺だらけの幼虫がいました。 じつはこれ、アカタテハの幼虫です。
前にツマグロヒョウモンの幼虫の写真を載せましたが、タテハチョウ科の幼虫の多くは、このように刺を持っています。 一見、昨日のヒメクロイラガなどのイラガの仲間の幼虫にも似ていますが、タテハチョウ科の幼虫の刺には毒はありませんから、手の上に載せても大丈夫です。 でも、アカタテハの幼虫の場合は、あごの力が強いので、口で咬まれると、少し痛いです。
アカタテハの成虫の写真はこちらなど、あちこちに載せていますが、下にも載せておきます。
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コメント
あっ!コレ!出会ったことある・・・
散歩道で。
連れて帰ろうかな・・・と、思ったんだけど・・・
投稿: わんちゃん | 2010年9月 2日 (木) 16時01分
> あっ!コレ!出会ったことある・・・
葉を開く時は咬まれないように注意してくださいね。
投稿: そよかぜ | 2010年9月 3日 (金) 06時35分
と、思って・・・
散歩道にちょこっとカラムシが群生しているところを注意深く見てみましたが、
>カラムシの葉が、表を内側にしてくっつけられていました
には出合いませんでした。
投稿: わんちゃん | 2010年9月 3日 (金) 23時34分
いちどカラムシをそのような眼で見て探すという行動をとっておくと、印象に残るので、いつかきっと、またアカタテハの幼虫に出会えると思います。
投稿: そよかぜ | 2010年9月 4日 (土) 08時26分