ヨツバヒヨドリ
ヨツバヒヨドリはヒヨドリバナの変種とされていて、ヒヨドリバナの葉が対生であるのに対し、ヨツバヒヨドリの葉は3~4枚輪生しています。
ヒヨドリバナよりも涼しい所がお好みらしく、ヒヨドリバナが日本各地に分布するのに対し、ヨツバヒヨドリの分布は四国の山の上と近畿地方以東です。 伊吹山でも山麓にはヒヨドリバナが、山頂付近にはヨツバヒヨドリが分布しています。
下は伊吹山の山頂付近で撮ったもので、手前はシモツケソウとアカソ、左下から右上へ、そしてその奥に帯状に咲いている白い花がヨツバヒヨドリです。
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コメント
ヨツバヒヨドリとヒヨドリバナ
それぞれが、好みの場所があって、住み分けているって、
こういうことって、いつも不思議に思うわんちゃんです。
投稿: わんちゃん | 2010年8月24日 (火) 22時06分
植物の場合は偶然そこに運ばれてきた種子が育つか育たないか、またその植物がどれくらい子孫を残せるか、つまり周囲の植物との関係や環境などで分布が決まります。ほんのわずかな性質の違いが分布に影響するのでしょうね。
投稿: そよかぜ | 2010年8月25日 (水) 07時20分