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2010年8月 6日 (金)

キヌタソウ

Kinutasou100731_1

 上の写真、4枚輪生している(ようにみえる)葉に白い小さな花をつけているのがキヌタソウです。
 1枚の葉には3本の脈が目立ち、葉柄はなく、そのような葉が4枚輪生するように見えますが、じつは本物の葉はこのうちの2枚だけで、他の2枚は托葉がくっついてできたものです。
 キヌタソウは林内に生える多年草ですが、林の無い伊吹山山頂付近では他の草や岩陰に隠れるように群落を形成していました。
 キヌタソウの名前は、小さな果実が布を柔らかくするために打つ道具である砧(きぬた)に似ているところからですが、残念ながら果実を見るには時期が早かったようで、果実の写真はありません。 そればかりか、花の拡大写真もありません。 花の拡大写真は何枚か撮ったのですが、全部ブレブレ。 それまで日の当たる所の植物を撮っていて、そのままの設定で岩の陰のキヌタソウを撮ったためにシャッタースピードが遅くなってしまったのですが、もう少し慎重になるべきでした・・・。 次から次へと花が現れると、どうしても1つの花を撮る態度が荒くなってしまいます。

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コメント

お花の仕組みを・・・と
拡大写真を・・・の、そよかぜさん

そのお花の全身像、お花のアップ、葉っぱの付き具合、葉脈のもよう等々
お花を撮ってからどれかが抜けてしまってるわんちゃんです、お花の仕組み以前のお花の名前を知るためなのに・・・・・

投稿: わんちゃん | 2010年8月 6日 (金) 23時35分

単に「植物を撮る」だけではなく、その植物の何を写真として残しておきたいか、ですね。
残しておきたいものは美しさかもしれませんし、存在の記録かもしれませんし、調べるための資料かもしれません。
とにかく目的を持って撮ろうとすると、その人にとっての価値のある写真になるのだと思います。

投稿: そよかぜ | 2010年8月 7日 (土) 07時06分

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