ヒヨクソウ
今回は分類的には前回のルリトラノオに近く、オオイヌノフグリにはもっと近い、ゴマノハグサ科クワガタソウ属の多年草ヒヨクソウです。
「ヒヨク」についてですが、中国の伝説に「比翼の鳥」がいます。この鳥は雌雄が1つずつの目と翼を持ち、一緒でないと空を飛べず、男女の深い契りの例えに用いられます。
「ヒヨクソウ」の名前は、葉の腋から左右に長い花柄を伸ばすので、この様子を比翼の鳥に例えたものです。 が、写真のヒヨクソウは花柄の伸びだしている所は他の植物の葉に覆われていて撮れませんでした。 一方で、小さな花はできるだけ大きく撮りたいし・・・と、悩んだ結果が下の写真です。 この写真で2本の花柄がセットになっていることが理解いただけるかどうか・・・。
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コメント
早速、オオイヌノフグリと見比べてみました
確かに、ソックリ・・・
>この写真で2本の花柄がセットになっていることが理解いただけるかどうか・・・
奥に写っているので理解できますよ。
二つづつ、くっついて咲いてるところが可愛いです。
投稿: わんちゃん | 2010年8月12日 (木) 18時00分
1本の花柄に咲く花は2つずつとは限りません。
じつは奥の花柄には3つの花が咲いています。細かいことですが・・・。
投稿: そよかぜ | 2010年8月12日 (木) 23時52分