オオナンバンギセル
8月15日、岩湧山にオオナンバンギセルが咲いているというので行ってきました。 なかなか見つからず、あきらめかけた頃にやっとみつけました。
その後、よく岩湧山に来て写真を撮っておられる方と情報交換をすると、今年は山焼きを行ったのでカヤも元気で、オオナンバンギセルも今年はあちこちでたくさん見られるとのこと。 このあたりに出るはずと分かっていれば、簡単に探せるのかもしれません。
ちなみに、この山頂のカヤを焼くことは、ここ数年中止されていたのですが、今年は文化庁の補助金が出て、河内長野市の主催で3月28日に実施されました。
オオナンバンギセルはナンバンギセルよりも標高の高い所で見られます。 花の時期は、ナンバンギセルよりも早く咲き、7月~9月です。 名前のとおりナンバンギセルより大きく、高さは20~30cmに達します。
大きさ以外のナンバンギセルとの違いは、オオナンバンギセルでは花弁の縁にきょ歯が見られるというのですが、写真のオオナンバンギセルは花が終わりかけで縁が縮れだしていて、この点ははっきりしません。 またガクの先端部分が尖らないのもオオナンバンギセルの特徴です。
| 固定リンク
« バイカモ | トップページ | アゲハの吸水・排尿 »
「草1 合弁花」カテゴリの記事
- ウラジロチチコグサ(2014.06.26)
- ハルジオンとヒメジョオン(2014.05.31)
- ヤセウツボ(2014.05.22)
- フナバラソウ(2014.05.19)
- オオカワヂシャ(2014.05.05)
コメント
ナンバンギセルに次はオオナンバンギセル、
写真を何回も行ったり来たりしながら見比べてみました、イマイチ違いがようわかりません
ナンバンギセルよりも大きい
ガクの先が尖っているのがナンバンギセル
オオナンバンギセルは花弁の縁がギザギザ
どっちも出会ったことのないモンには
さっぱりです。
投稿: わんちゃん | 2010年8月27日 (金) 12時22分
写真では大きさは分かりませんからね。
でも、寄生植物には不思議な魅力があります。
投稿: そよかぜ | 2010年8月28日 (土) 06時51分
岩湧山のオオナンバンギセル
一度会いたいと思いながら果たせません。
この花って長い間咲いているのでしたっけ?
山焼きで宿主さんが元気になったら、オオナンバンギセルも多い・・微妙なバランスなのですね~。
投稿: ひとえ | 2010年8月28日 (土) 09時32分
オオナンバンギセルの花期は比較的長いようですが、1つの花の寿命は短いので、ちょうど花の時に出会えるかどうか・・・。
群生地なら次々と咲くので問題は無いのでしょうが・・・。
投稿: そよかぜ | 2010年8月29日 (日) 08時31分