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2010年8月 8日 (日)

キリンソウ

Kirinsou100731_1

 上は'10.7.31.に伊吹山で撮影したキリンソウです。
 キリンソウをネットで調べてみると、多くのHPやブログで「麒麟草」と書かれています。 でも、いくら首を長く伸ばして観察しても、動物園にいるキリンと似ている点を発見することは困難でしょうし、ビールのラベルに書かれてある伝説の動物麒麟にも似ているようには見えません。
 もともと和名はカタカナで書くことになっていて、漢字は勝手に当てはめているのですが、 キリンソウはきっと「黄輪草」なのでしょう。 つまり黄色い花が輪になって咲く草です。
 キリンソウは Sedum属(マンネングサ属)の多年草です。 同じマンネングサ属には、ツルマンネングサや、園芸的によく植えられているメキシコマンネングサなどがあります。 これらの葉は細く小さく多肉で、この葉に蓄えた水分で乾燥にも強くて丈夫なイメージから「万年も生きる草」という名をつけられているようですが・・・。
 キリンソウは上記のマンネングサ属に比べると大型で、葉も多肉質であることは変わりないものの、幅広の大きい葉です。
 上の写真の左端にこちらを向いて咲いている花がありますが、花は花弁が5枚、オシベは10本、心皮は5個で離生しています。

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コメント

こんにちは。
確かに漢字の名前で、疑問に思うものがいくつかあります。これは “キリン” という音から、いつの間にか麒麟になってしまったのでしょうね。勉強になりました。

投稿: 多摩NTの住人 | 2010年8月 8日 (日) 16時42分

 こんばんは。
 私も何となく麒麟草と思っていましたが,もう一度「山に咲く花」を見直すと,仰るとおり黄輪草でした。思い込みはいけませんね。勉強になりました。

投稿: kuwachan | 2010年8月 8日 (日) 18時45分

植物の和名は?
カタカナで書くということをちょっと前に知りました。
和名って漢字で書くものと思ってました。

お花の名前で漢字やと、どんな漢字があてはまるのかな?と、思ってしまいます。
当て字が多いのでしょうか?

心皮ってメシベに関係あるのでしょうか?

投稿: わんちゃん     | 2010年8月 8日 (日) 23時45分

多摩NTの住人さん、kuwachanさん、「麒麟」はよく知られていますが「黄輪」は日常語にはなっていないですからね。
でも、和名には語源のはっきりしないものも多いのですが、キリンソウの場合は「黄輪草」意外には考えられませんね。

わんちゃん、当て字で漢字を使う場合は多くはないと思います。外国から入ってきた植物で学名などをそのまま使う場合はカタカナのみで漢字を使いませんし、漢字を使う場合は“きっとこういう意味だろう”と考えて使うのが普通です。
心皮についてですが、ガク、花弁、オシベ、メシベなどの花の各パーツは、それぞれ葉が生殖用に変化したものと考えられます。心皮はメシベを作っている「葉」のことで、キリンソウのメシベは5枚の心皮から作られています。

投稿: そよかぜ | 2010年8月 9日 (月) 06時57分

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