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2010年7月 5日 (月)

アカタテハ

Akatateha100704_1

 アカタテハは年に数回発生します。 また成虫で越冬しますので、夏に少なくなるものの、早春から晩秋まで見ることができます。 花にも獣糞や樹液にも集まるので、いろんな所で会うチョウです。
 幼虫の食草は主にイラクサ科の植物で、葉を2枚糸でくっつけて、その間に潜む習性があります(詳しくはこちら)。
 ヒメアカタテハと比較すると、いろんな違いがあるのですが、いちばんはっきりするのは、翅を開いた時の後翅表面の様子(下の写真)でしょう。 後翅表面の模様は、アカタテハの方が、ずっとシンプルです。

Akatateha100704_3

※ この写真は枚岡公園で4日に撮ったものですが、枚岡公園に行った狙いはウラナミアカシジミでした。
 普段は高い林冠近くにいる蝶も雨風の強い時には飛んでいる時に風に流されたりして林床に近い所にいることが多くなります。 蝶屋さんはこれを「落ちる」と表現していますが、それを狙って行ったのですが、前日(3日)の天気では不十分なようでした。
 アオゲラらしき声も聞いたのですが、姿は見えず、不満の残る1日でした。

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昆虫05 チョウ」カテゴリの記事

コメント

楽しみに拝見させていただいています
今日念願のヤマセミを見ることができました
それも一度に5羽も 
2時間くらい見てました
ダイビングしたり水の上を飛んだりと 
感激しきりの一日でした。
頭の上のトサカみたいな白と黒の羽が
立っていました。綺麗でした。
スコープを持っていた方に見せて頂きましたが
ブログで見せて頂き憧れていた姿でした。
嬉しくてご報告です

投稿: おおるり | 2010年7月 5日 (月) 21時14分

おおるりさん、良かったですね!!
きっと家族だったんでしょうね。
一家水入らずで水に入っていたんですね!

投稿: そよかぜ | 2010年7月 5日 (月) 22時51分

うん?アカタテハ?
撮っていたのはヒメアカタテハのようでした。
アカタテハとよく似ているが・・・・・
と、その違いを記事にしているのに
イマイチその違いがよく解ってないです。

蝶屋さんって?

>不満の残る1日でした

何処にでも居るというんではないんですね、
ウラナミアカシジミにいつか出会えるといいですね

投稿: わんちゃん | 2010年7月 6日 (火) 00時12分

もう1枚写真を追加してヒメアカタテハとの違いを書いておきました。

> 蝶屋さんって?

蝶を熱心に追いかけている人たちのことです。

投稿: そよかぜ | 2010年7月 6日 (火) 06時56分

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