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2010年7月11日 (日)

ジャノメチョウ

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 ジャノメチョウの仲間は褐色系が中心で、林の中など薄暗い所で目立たないように生活しているものも多いのですが、このジャノメチョウなどは林縁や草原など、明るい所を植物に接するように低く飛び回ります。 幼虫の食草も草原の構成種であるススキです。
 前翅の目玉模様(眼状紋)は2つあるのですが、翅をたたんでとまっている時は、そのうちの1つは通常は後翅に隠されていて見えませんが、下の写真では2つとも写っています。 そのかわり、後翅の目玉模様は葉に隠れて見えませんが・・・。

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 翅を広げると、下のようになります。

Janomechou070707_1

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昆虫05 チョウ」カテゴリの記事

コメント

不思議に思うことがあります
翅ををたたんだ時と翅を広げた時の色とか模様とかまるっきり違う蝶がよく登場しますよね、
両方とも同じ色や模様の蝶も居ますよね、
蝶の仲間ごとの特徴なんですか?

二枚の写真を見て、ふと思いました。

投稿: わんちゃん | 2010年7月12日 (月) 16時53分

蝶や蛾で、表と裏の模様が似ているもの、全く違うもののおおまかな傾向は、グループごとにあるようですね。
翅の模様は、保護色、敵を驚かす、仲間同士の識別など、生態的にはいろんな意味で使われていますが、表と裏で使い分けるのもひとつの方法なのでしょうね。

投稿: そよかぜ | 2010年7月13日 (火) 07時24分

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