アカガエルと呼ばれている体色が朱色のカエルの仲間は、ニホンアカガエル類、タゴガエル類、ヤマアカガエル類の3グループに分けられます。 これらは互いによく似ているうえに、カエルの体色は個体の変異が大きいため、区別が難しいグループです。
しかし写真のカエルは、撮った場所が岩湧寺の近くという山中ですし、背側線隆条が鼓膜(色の黒い部分にあります)の上部で一度背中の中央方向に向かい、鼓膜の後部で外側に曲がっているところから、ヤマアカガエルだと思います。
カエルの仲間の冬眠は、多くは土にもぐって行われますが、ヤマアカガエルやニホンアカガエルなどは、浅い水底で冬眠します。
コメント
指って意外と長いんですね。
眼にホシが・・・
ウインクしたらお返ししてくれそう・・・・・
投稿: わんちゃん | 2010年7月 7日 (水) 17時07分
> 指って意外と長いんですね。
ヤマアカガエルの後肢の指は特に長くなっています。
表情の決め手は眼・・・ カエルの眼は大きくていいですね。
投稿: そよかぜ | 2010年7月 8日 (木) 06時51分