アオバズク巡り
アオバズクはフクロウの仲間の夏鳥です。 虹彩(コメント欄で解説しています)と足が黄色、嘴は黒い色をしています。 平地から低山地にかけての大木の樹洞に巣を作るため、営巣木の減少と共に、個体数が減少してきています。
そのアオバズクの子供を見ることのできる時期です。 他のブログを見ても子供の写真が載りはじめていますので、18日、アオバズクの写真を撮りに出かけました。
2組のアオバズクに出会えましたが、どちらもまだ子供は外に出ていませんでした。
【1組目】
オス
メス 薄目を開けています。
【2組目】
オス
メス
アオバズクの成鳥の雌雄差は、あまりはっきりはしませんが、オスの方が翼長が少し長く、体下面の縦斑が太くて濃い傾向にあるようです。
(追記)
いつもコメントしてくれているわんちゃんが、24日に子供の様子を見に行ってくれました。 “追っかけ”なのか“見守り隊”なのか、とにかく人が集まっていて、そこで聞いた情報によれば、もう一ヶ所は19日に最初に子供が見られ、24日にはどこかに移動してしまっているようでした。
下はわんちゃん撮影の親子です。
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コメント
>虹彩と足が黄色、嘴は黒い色をしています
嘴の黒い色はOk
黄色の足もOK
虹彩が黄色?
とは、眼?ですよね、
虹彩って初めて聞きます。
え~~と、フクロウの仲間は夜に活動しますよね?
「好きなように撮ってえぇで~」みたいな態度に見えます、が・・・
投稿: わんちゃん | 2010年7月19日 (月) 22時00分
虹彩とは眼の瞳孔から入る光の量を調節する“絞り”の部分です。
日本人などは虹彩も瞳孔も黒いので分かりにくいですが、外国の青い眼の人の青い部分が虹彩です。
ヒトの場合は白目の部分が目立ちますが、鳥も犬も動物一般には白目の部分はほとんど見えませんから、眼で外から見えている部分はほとんどが瞳孔と虹彩です。
アオバズクの場合でも、光の入る瞳孔は黒く見えます。
記事の2組目のオスとメスを比較すると、オスの顔には光が当たっていて明るい所にいますので、虹彩が瞳孔から入る光の量を少なくしていますので、黒い部分は小さく見えます。
投稿: そよかぜ | 2010年7月20日 (火) 07時02分
クッキリハッキリ胸毛のお父さん
フワフワ胸毛のその子
暗い巣の中から出てくるや、
双眼鏡やでっかいカメラとともに
「カワイイ!!」の歓声・・・
ビックリしたでしょうね、
「来年もまたこの場所でカワイイ雛を育ててよ」って。
初めて、この夏、生アオバズクに出会ったわんちゃんでした。
投稿: わんちゃん | 2010年8月 1日 (日) 16時27分
子供はみんなかわいいものですね。
取材ありがとう。
投稿: そよかぜ | 2010年8月 2日 (月) 06時46分