クロホシフタオは晩春と夏の終わりの2回発生するようです。 幼虫はガマズミなどのスイカズラ科の植物の葉を食べて育ちます。
よく似た蛾にヒメクロホシフタオとミナミクロホシフタオがいて、最近まで混同されていたようです。
クロホシフタオはツバメガ科フタオガ亜科に分類されています。 前翅と後翅の間を広く開けたこの姿がこの仲間の特徴なのかといえば、そうでもなく、スカシエダシャクやツマジロエダシャクなど、シャクガ科エダシャク亜科のガなどにもこのようなとまりかたをするものがいて、あぁ蛾って、ガッテンし難い虫ですね ('へ`;
※ 春に見たクロホシフタオはこちらに載せています。
コメント
ちなみに、反転文字をクリックして画像を見てみます、
ナルホド、よう似てらっしゃる
「U~~NN」
投稿: わんちゃん | 2010年8月 1日 (日) 16時56分
似ていて違う種の蛾がいるのは、蛾の世界ではごく普通です。これも蛾の種類が多いことの一側面なのでしょうね。
投稿: そよかぜ | 2010年8月 2日 (月) 06時55分