ヒゲナガオトシブミ
ヒゲナガオトシブミがダンコウバイ(花はこちら)の葉をかじって穴を開けていました。 どうやら、少なくとも成虫はクスノキ科の葉がお好みのようです。
カメラを近づけると、顔を上げ、またカクンと頭部を下に折り、食事を続けました。
上と下2枚の写真は同じ個体で、じつはオスなのですが、ヒゲナガオトシブミのオスの頭部の長さは体長の1/3以上を占め、さらにその名前のとおり、その頭部よりも長いヒゲを持っています。 この個体は残念ながらその自慢のヒゲの片方が切れています。
そして下はメス。 オスよりは少し短い頭部です。
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コメント
>“落とし文”=子供の“ゆりかご”(揺籃)づくりも盛んです
アタマをカクンと下げて、お食事するだけ~
ゆりかご作りは?いつ?
ご自慢の長いお髭は、触角でもないんですね
投稿: わんちゃん | 2010年6月29日 (火) 20時20分
メスとオスは近くにいましたので、これから揺籃を作るのか、作った後なのか、とにかく揺籃も作りますが、たくさんの揺籃を作り続けるためには食事も大切です。
記事でヒゲと書いたのは触角のことです。
投稿: そよかぜ | 2010年6月30日 (水) 07時13分
>記事でヒゲと書いたのは触角のことです。
ネコちゃんの髭と同じ理屈かな?
投稿: わんちゃん | 2010年6月30日 (水) 17時46分
猫のヒゲは触れて感じるだけですが、昆虫の触角はそれ以外にも、においなども感じることができます。
投稿: そよかぜ | 2010年6月30日 (水) 23時26分