モミジカラスウリ
カラスウリの仲間には、カラスウリ、モミジカラスウリ、キカラスウリ、オオカラスウリなどがあります。 このうちカラスウリは以前記事にしましたが、今回はモミジカラスウリです。
モミジカラスウリは、その名のとおり、葉がモミジのように深く切れ込みます。 ただし裂片の様子には個体差があり、上の写真の株のように細いものから、幅広いものまであります。
モミジカラスウリは雌雄異株で、花はカラスウリなどより早く、梅雨の頃から咲き始めます。 写真の花は雄花で、花の中央に黄色い根棒状に写っているのは、5本のオシベが互いにくっつき合ったもので、周囲に花粉を出しています。
夜に咲いた花はカラスウリと異なり、多くの場合は昼間も閉じずに咲き続けます。 上は岩湧山で6月27日の10時51分に撮ったもので、下は別の株の花を15時15分に撮ったものですが、ほとんど変っていません。
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コメント
カラスウリとキカラスウリたちと写真で見比べることができるのですが
三者ともちょっとづつ似てるンですが
ちょっとづつ違いますねぇ。
昼間に会えるって・・・
大いなる違いですね。
カラスウリのところで、
花弁と共に、その外側にあるガクもいっしょに伸びてきています。
とありますが、
モミジカラスウリも?
投稿: わんちゃん | 2010年6月30日 (水) 17時58分
花のつくりは似ていますが、モミジカラスウリの花はカラスウリの花ほどは長く伸びません。
投稿: そよかぜ | 2010年6月30日 (水) 23時28分