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2010年6月28日 (月)

ウリノキ

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 ウリノキは日本全土の山地に見られる落葉低木で、谷筋などで枝を横に張り出し、比較的大きな葉を広げています。 名前は、この葉がウリの葉に似ているところからだと言われています。
 花のつぼみはくっつきあった白い花弁が目立って細長くぶら下がり、開花すると、この花弁が6~8裂し、くるくると巻き上がります。 オシベも6~8本で、長い葯を持っています。

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 花にはいろんな昆虫が来ていました。 下は盗蜜に来たムネアカオオアリです。

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 果実は8~9月に藍色に美しく熟します。

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木2 落葉樹」カテゴリの記事

コメント

>花のつぼみはくっつきあった白い花弁が目立って細長くぶら下がり、開花すると、この花弁が6~8裂し、くるくると巻き上がります。

このくるくると巻きあがった様子は
「風と共に去りぬ」のスカーレットオハラ
「ベルサイユのばら」のオスカル
見事にカールした金髪のロングヘアーを
思い出しました。

投稿: わんちゃん | 2010年6月28日 (月) 23時13分

さすが、「宝塚のわんちゃん」ですね。

投稿: そよかぜ | 2010年6月29日 (火) 07時05分

藍色に美しく熟した果実・・・
クルクルッとした巻き毛のロングヘアーを
ひとまとめに束ねた時の髪飾りに・・・
なんて。

投稿: わんちゃん | 2010年8月31日 (火) 22時58分

この果実は表面の反射率が高いようで、ストロボの光を当てる方が美しくなるようです。写真の美しさに惑わされないように。

投稿: そよかぜ | 2010年8月31日 (火) 23時42分

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