ミツガシワ
ミツガシワはミツガシワ科に分類される、北半球の寒冷地の湿地に生える多年草です。 日本では尾瀬沼や東北・北海道などで見られますが、京都市内の深泥池にもあり、深泥池のミツガシワは氷河期の残存植物と考えられ、天然記念物に指定されています。
深泥池のミツガシワの花の見頃は4月10日頃、見に行くつもりをしていたのですが、この春は忙しく、時期を逸してしまいました。 ところが、六甲高山植物園でこのミツガシワの花に会うことができました。 深泥池のように一面に、とはいきませんが・・・。
京都市内の平地で4月10日頃に見ごろの花が六甲山頂では5月中旬、そしてもっと寒冷地に行けば夏の花になるのでしょう。
「カシワ」とは「大きい葉」を意味するのでしょうか。 ミツガシワの葉は3小葉からなる複葉です。 葉よりも花序が高い位置に来るので、花がよく目立ちます。
ツボミはピンクがかっていますが、花はほぼ純白に近い色をしています。 花冠は5裂し、裂片の内面は白い毛が密生しています。
| 固定リンク
« ハマシギ(夏羽) | トップページ | クロユリ »
「草1 合弁花」カテゴリの記事
- ウラジロチチコグサ(2014.06.26)
- ハルジオンとヒメジョオン(2014.05.31)
- ヤセウツボ(2014.05.22)
- フナバラソウ(2014.05.19)
- オオカワヂシャ(2014.05.05)
コメント
いろいろ調べたのですが、マイナーな植物なのか、あまりありません。
伊藤幸子の短歌に
『 水の上を 覆いはびこる みつがしは
花終へし葉の 保つ静けさ 』
が、見つかりました。
投稿: S.ひでき | 2010年5月18日 (火) 19時17分
>裂片の内面は白い毛が密生しています。
なんとも不思議に見えます
どんなんか、そぉ~~っと、
触ってみたいと、思うのはわんちゃんだけ?
投稿: わんちゃん | 2010年5月18日 (火) 19時59分
S.ひできさん、この短歌は一面の白い花のにぎやかさに対比して、落ち着きの戻ったやすらぎを歌っているのでしょうね。
わんちゃん、私はこの毛の訪花昆虫に対する効果を考えてしまいます。
投稿: そよかぜ | 2010年5月19日 (水) 07時10分