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2010年5月17日 (月)

ミツガシワ

Mitsugasiwa100516_2

 ミツガシワはミツガシワ科に分類される、北半球の寒冷地の湿地に生える多年草です。 日本では尾瀬沼や東北・北海道などで見られますが、京都市内の深泥池にもあり、深泥池のミツガシワは氷河期の残存植物と考えられ、天然記念物に指定されています。
 深泥池のミツガシワの花の見頃は4月10日頃、見に行くつもりをしていたのですが、この春は忙しく、時期を逸してしまいました。 ところが、六甲高山植物園でこのミツガシワの花に会うことができました。 深泥池のように一面に、とはいきませんが・・・。
 京都市内の平地で4月10日頃に見ごろの花が六甲山頂では5月中旬、そしてもっと寒冷地に行けば夏の花になるのでしょう。
 「カシワ」とは「大きい葉」を意味するのでしょうか。 ミツガシワの葉は3小葉からなる複葉です。 葉よりも花序が高い位置に来るので、花がよく目立ちます。

Mitsugasiwa100516_3

 ツボミはピンクがかっていますが、花はほぼ純白に近い色をしています。 花冠は5裂し、裂片の内面は白い毛が密生しています。

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コメント

 ミツガシワ の短歌
 いろいろ調べたのですが、マイナーな植物なのか、あまりありません。
伊藤幸子の短歌に
 『 水の上を 覆いはびこる みつがしは
           花終へし葉の 保つ静けさ 』
が、見つかりました。

投稿: S.ひでき | 2010年5月18日 (火) 19時17分

>裂片の内面は白い毛が密生しています。

なんとも不思議に見えます
どんなんか、そぉ~~っと、
触ってみたいと、思うのはわんちゃんだけ?

投稿: わんちゃん | 2010年5月18日 (火) 19時59分

S.ひできさん、この短歌は一面の白い花のにぎやかさに対比して、落ち着きの戻ったやすらぎを歌っているのでしょうね。

わんちゃん、私はこの毛の訪花昆虫に対する効果を考えてしまいます。

投稿: そよかぜ | 2010年5月19日 (水) 07時10分

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