マメグンバイナズナ
マメグンバイナズナは北アメリカ原産の帰化植物です。 2年草で、ロゼットで冬を越し、春に茎を伸ばして次々と小さな花を咲かせます。 花が咲く頃には根出葉は枯れてなくなっています。
花の命はたいへん短く、すぐに軍配型の果実になっていきます。 アブラナ科の花は、アブラナのようにある程度の大きさの花では、ガク片や花弁が4枚で、オシベは6本の場合が多いのですが、マメグンバイナズナのような小さな花ではオシベは2本になっているようです。 ただし下の写真では3つ咲いている花のうちの左側の花ではオシベは3本になっています。
マメグンバイナズナは植物体の大きさの割には葉が少なく、この写真のマメグンバイナズナでは、その少ない葉も、ほとんど落ちてしまってします。
| 固定リンク
「草2 離弁花」カテゴリの記事
- ドクダミの花(2014.06.29)
- ヤブニンジン(2014.05.29)
- シロバナマンテマ-ホザキマンテマとの関係について-(2014.05.26)
- ハマダイコン(2014.05.16)
- レンリソウ(2014.05.13)
コメント
マメグンバイナズナって初めてお目にかかりました、です。
ナズナ繋がりで
ナズナ、イヌナズナなど散歩道で見かけますが、このマメグンバイナズナと実のつき方がソックリですね、
でも、形は三味線の撥と軍配と・・・・・
投稿: わんちゃん | 2010年5月30日 (日) 00時21分
マメグンバイナズナは写真で想像できるように、荒地でよく見かける植物です。
グンバイナズナという植物もあります。いちばん軍配に似ているのは、やはりこれかな。
投稿: そよかぜ | 2010年5月30日 (日) 07時40分