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2010年5月 8日 (土)

アシハラガニ

Asiharagani100501_1

 アシハラガニも河口や干潟に、やはり穴を掘って住んでいるカニです。 「芦原蟹」という名前ですが、住んでいる所は、ヨシの生えている所よりは海側になります。
 上の写真で左後ろにいるハクセンシオマネキと比較して分かるように、干潟に住むカニとしては大型です。

Asiharagani100501_3

 このカニの形態的な特徴としては、全身はほぼ緑青色で甲羅などの縁やハサミは淡黄色であること、左右がほぼ同じ大きさの大きなハサミを持っていて、ハサミの表面には模様が無く滑らかなこと、甲羅の左右の側面にはノコギリの歯のような4つの尖った突起があること、両眼の間が窪んでいることなどが挙げられます。
 餌は主に腐りかけた植物質ですが、時にはこの大きなハサミで小さなカニなどを捕食することもあるようです。

Asiharagani100501_2

 次回はこのアシハラガニやハクセンシオマネキなどを餌として狙う鳥について書くつもりです。

※ このアシハラガニの写真は、2015年7月11日~9月23日開催に東京都江戸川区の篠崎文化プラザで開催の企画展示「えどがわ海のはなし」で、葛西臨海公園の干潟に棲む生物の紹介に使われる予定です。(コメントを参照ください。)

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コメント

ピッと二つ飛び出して、こっちを見ているようなンが眼?ですよね?

カニの眼って、飛び出てて不思議です。

ところで、見事にカニ目線で撮れてますね。

投稿: わんちゃん | 2010年5月11日 (火) 22時49分

カニの目は周囲360°地上の仲間を見なけりゃなりませんし、真上の鳥も見なけりゃなりませんから、高く持ち上げた方が見渡せるわけです。

投稿: そよかぜ | 2010年5月12日 (水) 07時22分

突然失礼いたします。トライ・エックスの高山と申します。現在企画しております江戸川区の企画展示「えどがわ海のはなし」展で葛西臨海公園に棲む生物の一例でアシハラガニの実物を紹介します。その説明文の中でこちらの写真をしようさせていただくことは可能でしょうか?ご検討ください。

投稿: 高山淳 | 2015年7月 7日 (火) 10時19分

メールでお返事を差し上げましたが、市民の自然に対する啓発に役立つことですので、どうぞお使いください。

投稿: そよかぜ | 2015年7月 7日 (火) 14時18分

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