アカシマサシガメ
カメムシの仲間のうちでサシガメの仲間は肉食で、他の昆虫などに口吻を差し込んで体液を吸います。
サシガメの仲間は、これまでにもヨコヅナサシガメ、シマサシガメや、近縁のアカマキバサシガメなどを記事にしてきました。 上記のこれまで記事にしてきたサシガメの仲間たちは、いずれもゆっくりとした動きで、そっと獲物に近づいてブスッと口吻を差し込むイメージでした。
ところが今回のアカシマサシガメの動きの速いこと、時期的なものなのか、この種の特性なのか、セカセカと歩き回っていました。 植物の上を歩き回っていましたが、多くの場合は地表を徘徊してヤスデ類を好んで捕食するということです。
※ 縞の無いアカサシガメはこちらで記事にしています。
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コメント
アカシマ(赤縞)よりもクロシマ(黒縞)に
見えるんですけど・・・
アカシマサシガメくんはヤスデが好物のようですけど、ヤスデって見た目あんまりよろしくないのですが、害虫なんですか?
投稿: わんちゃん | 2010年5月19日 (水) 22時53分
体が赤い色をした、縞のあるサシガメです。
ヤスデは刺したり咬んだりしませんが、人に不快感を与えるとして、「不快害虫」という名前で呼ばれています。
益虫・害虫という分け方自体、人の身勝手な分け方ですが・・・。
投稿: そよかぜ | 2010年5月20日 (木) 07時26分