ハクサンチドリ
ハクサンチドリは中部地方の高山帯より北に自生するラン科の多年草です。 夏の花ですが、六甲高山植物園では5月の中旬に咲いていました。
名前は白山に多く、花が千鳥の飛ぶ姿に似ているからというのですが、1枚目の写真のように上から見下ろしていると、鳥の飛ぶ姿は、あまり見えません。 ところが、視線を少し下げてよく見ると・・・ 私には、たくさんの飛んでいる鳥の後ろ姿のように見えました。 左右に開く側ガク片が鳥の翼のように見えます。
下はシギ・チドリの仲間のハマシギの飛翔です。 似ていると思いませんか。
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コメント
>私には、たくさんの飛んでいる鳥の後ろ姿のように見えました。
左右に開く側ガク片が鳥の翼のように見えます。
あ~~ハイハイ
まさしく・・・・・
投稿: わんちゃん | 2010年5月20日 (木) 18時51分
森村浅香の短歌に
『 かすかなる 湧き水ありて ひとむらの
白山ちどり 紫ふかし 』
が あります。
投稿: S.ひでき | 2010年5月20日 (木) 19時27分
わんちゃん、同意していただけましたか。
S.ひできさん、この短歌もよくハクサンチドリの育つ環境をよく表していますね。
ハクサンチドリは湿り気のある場所に育つ植物です。
私には「水」-「白」山-「紫」も、心地よいつながりと感じられました。
投稿: そよかぜ | 2010年5月21日 (金) 06時50分