ホソサビキコリ
樹液を出しているアカメヤナギがあり、その樹液を求めて、いろんな昆虫たちが集まっていました。 下の写真で、最も目立つのは左中央のオオスズメバチでしょう。 いろんな虫たちがオオスズメバチが飛び去るのを待って遠巻きにしています。 オオスズメバチの右にはヨツボシオオキスイが、下にはホシアシナガヤセバエが、上にはハエの仲間が2頭いますが、もう1種類、オオスズメバチとヨツボシオオキスイとの間に、影の薄い存在があります。 これがホソサビキコリです。 ホソサビキコリはこの写真の右上隅にも写っています。
ホソサビキコリはいわゆるコメツキムシの仲間ですが、サビキコリの仲間の前胸背板の後角は、尖らずに、少し丸くなっています。 花にも来ますが、蜜を求めて来る時は、幹にへばりつき、錆のような光沢の無い体色で、とにかく目立たずに、そっと蜜に近づこうとしているようです。 目立たないために、平気でオオスズメバチなどにも近づけるようです。
サトキマダラヒカゲに頭を踏んづけられても・・・
ヨツボシオオキスイに体の上を歩かれても・・・
それは目立っていない証拠。
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