花粉だんご
3月26日の記事で、ミツバチの後ろ脚のプックリ丸いものは何かという質問をいただきました。
これは「花粉だんご」と呼ばれているものです。 虫媒花の花粉は昆虫の体にくっつきやすいように粘性があるのですが、体についた花粉を集め、少し蜜を混ぜ、この花粉どうしをくっつけてお団子にしたものです。
ミツバチの後足には、毛が籠のようになっていて花粉だんごをくっつけやすくなっている場所があり、「花粉かご」と呼ばれています。
花の蜜は炭水化物が中心で、主にエネルギー源になりますが、花粉はタンパク質・ビタミン・ミネラルなどが豊かで、ミツバチたちの大切な栄養源となります。
巣に持ち帰った花粉団子は、巣の中に貯えられて、保存食となり、幼虫を育てる時にも使われます。
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コメント
早速、リンクさせていただきました
アリガトウです
バランスの良い食事内容でカワイイ子の育児、
情緒豊かな子に育っていくだろうなぁ・・・
って思わず置き替えて考えてしまいました。
投稿: わんちゃん | 2010年4月 2日 (金) 20時09分
ミツバチは女王バチが生んだ子を働きバチが育てる、つまり育てるのも女王バチの子ですから、子供を育てるのは“お姉さん”ということになりますね。
投稿: そよかぜ | 2010年4月 3日 (土) 07時46分
ミツバチの家族関係、・
そうなんですかぁ・・・・・
投稿: わんちゃん | 2010年4月 4日 (日) 15時29分