バイモは中国原産の多年草で、江戸時代・享保年間に薬用植物として日本に入ってきています。 効能は咳止め・解熱・去痰などで、球茎を使います。 ですから注目されたのは地下の鱗茎の方で、バイモは漢字で貝母と書きますが、これは鱗茎が2個の鱗片からなり、その様子が二枚貝に似ているところからということです。
観賞用に栽培される場合もあり、この場合はアミガサユリという名前もよく使われ、この名前は花の姿からきています。
葉は細長く、その先端は巻きひげ状になり、他のものに巻きついて体を支えるのに役立てます。
バイモも花後に地上部が枯れてなくなり、スプリング・エフェメラルと言ってもいいような植物です。
コメント
とても地味なお花やなぁって思ったんです、
うつむいて咲いてるところが可愛いなぁって、
ふと、下から覗いてみたんです、
網目模様がきれいなぁ・・・と思ったんです
アミガサユリですか?ナルホドです。
この春、初めて出会ったお花だったんです
投稿: わんちゃん | 2010年4月24日 (土) 20時54分
スプリング・エフェメラル・・・
薬草園で分けて頂いたわが家のアミガサユリは、もう何年も花をつけることなく、消えて行きます・・。
なにゆえ・・。
投稿: ひとえ | 2010年4月24日 (土) 22時07分
わんちゃん、春にしか出会えない花、よかったですね。
ひとえさん、球根に蓄えた栄養分で芽を出し、その後地上部が枯れるまでに、来年度のためにどれだけ球根を太らせることができるか、そして地上部が無い時にも、球根がいい条件で保たれ続ける条件が整っているか、ですね。
もしかしたら土の中でだれかが球根をかじっていたりして・・・
投稿: そよかぜ | 2010年4月25日 (日) 00時39分