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2010年3月16日 (火)

成虫越冬したルリタテハ

 3月14日に「堺自然ふれあいの森」を少し歩きました。
 この時期は寒暖の差の激しい時期ですが、この日は暖かで、アカタテハ、キタテハ、ルリタテハなど、成虫で冬を過ごした蝶たちが、元気に飛び回っていました(時間は3時~3時半頃)。 特にルリタテハは、冬の間どこにいたのか、たくさん目にすることができました。
 下のルリタテハは、日向ぼっこなのか、異性に対するアピールなのか、よく目立つところで周期的に翅を閉じたり広げたりしていました。
 翅を広げている時間と閉じている時間のそれぞれの持続時間は1分ほどだと思いますが(カメラを構えていて時計を見ていません・・・)、下はそれを1.5秒ほどに縮めてGIFアニメにしてみました(2枚の写真を交互に表示するだけですが・・・(^_^;  )。 写真のクリックでスタートします。

Ruritateha

※ こちらでは、夏の夕刻に観察したルリタテハの占有行動を記事にしています。

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コメント

ルリタテハがもう飛んでいるのですね。
私の庭では昨年4月8日に成虫を見つけ、前年の飼育記録と一緒にブログに載せました。
その時、成虫は崖のふち、土手の隙間・岩石の陰・倒木の下・浅い土中・樹のうろなどで越冬することはわかったのですが、3月から活動開始したらお腹が空くでしょうね。ホトトギスの葉に産卵するまで、一体何を食べているのでしょう?

投稿: 夕菅 | 2010年3月17日 (水) 22時05分

成虫の食事は蜜を吸うことですから、花は、ホトケノザ、セイヨウタンポポなど、もうたくさん咲いています。どの花の蜜がお好みかは分かりませんが・・・。
夕菅さんのルリタテハの観察記録の幼虫、きれいですね。

投稿: そよかぜ | 2010年3月17日 (水) 23時55分

ルリタテハもふつうの花の蜜が主食なんですね。
うちの庭で花の蜜を吸うところを見たことがなかったことと、保護色の羽の色の先入観から樹液が主食かと思い、早春は樹液を探すのはむつかしかろうと思ってしまいました。
昨年も庭で孵りましたから、今年も訪れてくれるでしょう。どの花がお好みか、よく見てみます。
拙いブログまで見ていただいてありがとうございました。

投稿: 夕菅 | 2010年3月18日 (木) 21時29分

たしかに餌が十分あって選択できる時には、ルリタテハは花にはあまり来ず、樹液によく集まる蝶です。でも、花にも来ます。
それと、特に変温動物の低温時の食事の量は、驚くほど少ないものです。私たち恒温動物は、寒い時には、かなりの量のエネルギーを体温維持に使っているようです。

投稿: そよかぜ | 2010年3月19日 (金) 00時25分

>特にルリタテハは、冬の間どこにいたのか、たくさん目にすることができました。

ウチの近所では、まだまだ蝶々らしきモンには出合ってません

>ホトケノザ、セイヨウタンポポなど、もうたくさん咲いています

まだまだ、たくさんじゃないからかな?

>アカタテハ、キタテハ、ルリタテハなど、成虫で冬を過ごした蝶たちが、元気に飛び回っていました

ホンマ、冬の間は何処に居たんでしょうね。

パ~タ pa~ta パ~タ pa~ta
つい、じぃ~っと見てしまいます。

投稿: わんちゃん | 2010年3月23日 (火) 18時23分

ルリタテハは森林内やその周辺に見られるチョウですから、わんちゃんの近所で見る機会は少ないと思います。
翅の開閉は、開閉動作は機敏に、閉じたまま、開いたままの時間は長く、です。パ~タ pa~ta のイメージとは少し違います。

投稿: そよかぜ | 2010年3月24日 (水) 07時29分

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