コハクチョウ
コハクチョウはユーラシア大陸や北アメリカ大陸のツンドラ地帯で繁殖し、日本へは冬鳥として北海道や本州に渡来します。
滋賀県湖北町のコハクチョウは1970年代になって飛来し始め、最初は数羽~数十羽だったのですが、次第に数を増やし、2000年代に入ってからは毎年最も多い日には300~900羽を記録しています(こちら)。 私が行った1月30日の朝にも、362羽のコハクチョウがカウントされ、オオハクチョウも4羽いたらしいのですが、コハクチョウは朝に採食場に行き、夕方にねぐらに戻ります。 この日も朝早くから水田に餌取りに行き、私が着いた11時半には3羽がいただけで(下の写真は、そのうちの2羽)、この3羽も間もなく水田に食事に向かったようです。
コハクチョウを湖で見るなら、朝か夕に限るようです。
※ オオヒシクイの最後の写真にも、1羽のコハクチョウが写っています。
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コメント
えっ! そんなに? たくさんの?
コハクチョウが水田にお食事に?って?
そこの水田では、もうすでにお食事の用意ができてるんですか?
食材の確保も大変じゃないですか?
二羽のコハクチョウがとても優雅
手前の黒いのは?
投稿: わんちゃん | 2010年2月 6日 (土) 11時07分
水田では落穂や刈り取った後に伸びて実った二番穂などをエサにしていますが、落穂や二番穂ができる水田が少なくなっていて、それがコハクチョウの数を決めているんだと思います。
投稿: そよかぜ | 2010年2月 6日 (土) 11時37分