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2009年12月17日 (木)

ツチグリ

 ツチグリは夏から秋に林内の道端や崖などにみられるキノコです。 胞子を入れた扁球形の袋の外側に外皮があります。 胞子が未熟なうちは白く、食べることもできますが、成熟してくると黒褐色になり、粉っぽくなってきます。
 下は10月に撮ったもので、成熟したツチグリが、適度に湿り気を帯び、数片に裂けた外皮が星型に開き、外皮が反ったことでひび割れた外皮内側の網目模様がきれいに見えています。 胞子を入れた扁球形の袋の中央には小さな穴が開いていて、ここから胞子が出ます。

Tutiguri001022_1

 外皮の外側は黒っぽい色をしています。 外皮は乾燥すると閉じて胞子の袋を包み、全体が球形になります。 下は12月13日に撮ったものですが、4つ(そのうち1つは小さい)のツチグリが写っていて、胞子はどれも十分成熟しているのですが、冬の乾燥で外皮を開くチャンスが無いまま、開く能力を失ってしまっているようです。

Tutiguri091213_1

 近くには胞子を飛散させてしまって袋もなくなり、白っぽくなった外皮だけが残っているものもありました。

Tutiguri091213_3

※ ツチグリ(ツチグリ科)によく似たヒメツチグリ科のフクロツチガキ(?)については、こちらに書いています。

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コメント

えっ!
食べられるのですか?
でも、外皮が星形に裂ける頃はアカンのですよね?
このきれいな網目模様が見れなかったら
おそらくツチグリと気付かないデス。
どんなお味かもわからないまんま・・・・・

山登りしてて足元に居てて
踏んづけそうになって、それがツチグリって解って、つい最近のことです。

投稿: わんちゃん | 2009年12月18日 (金) 01時18分

たくさん群生していることも多いので、開いているツチグリを一つ見つけたら、その周囲を探してみたらどうでしょう。
たくさん見つかるかもしれませんよ。
毎年同じ所に出る場合が多いので、来年の秋のお楽しみですね。

投稿: そよかぜ | 2009年12月18日 (金) 07時01分

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