メガルカヤ
メガルカヤは山野の草原に普通に生える多年草です。 大型のイネ科で、小枝の上に大きな小穂が束状に集まり、太く長い芒を出す姿は、他に似たものがありません。
カルカヤは「刈る茅」で、昔は茅葺屋根のために刈り取る草をすべてこの名前で呼んだようですが、狭い意味でカルカヤと言った場合には、このメガルカヤを指します。
メガルカヤに対してオガルカヤという植物もあり、植物の大きさはメガルカヤの方が大きいのですが、やさしい感じがします。
メガルカヤの根はかたく、これを集めて「カルカヤだわし」というたわしを作っていたということです。
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コメント
>メガルカヤは山野の草原に普通に生える多年草です。
ハイ 散歩道の木津川の河川敷にも普通に生えてます。
遠目から見る姿がそっくりなのが多いので
どれがどれやら良く分からなかったのですが、
>大型のイネ科で、小枝の上に大きな小穂が束状に集まり、太く長い芒を出す姿は、他に似たものがありません。
そうなんや、途端に、これからは見る目が変わってくると思います
投稿: わんちゃん | 2009年11月11日 (水) 14時33分
ほんとうはイネ科の場合は花穂のつくりをきっちり見なければならないのですが、あえて記事から省きました。
葉の基部近くにある長い毛の基部が丸く膨れた凸点となっていることも、いい特徴です。
投稿: そよかぜ | 2009年11月12日 (木) 22時45分