キアシナガバチの顔
以前、キアシナガバチの吸水の様子を記事にしましたが、今回はお食事の様子を・・・。 同種の体の模様の個体差がどの程度なのかについても、何度か別個体の写真を載せることは意義があると思います。
食事に夢中の虫には撮りやすいもの。 熟し柿に夢中のキアシナガバチも、近づきすぎて飛ばれても、すぐに戻ってきます。
でも、睨まれることも・・・
(上の写真と下の写真は同一個体です。)
頭部を上から見た場合と顔の正面から見た場合とで印象のかなり異なる昆虫もたくさんいます。 エンマコオロギの場合もそうでしたが、このキアシナガバチの場合も、名前のとおり全体が黄色っぽい印象ですが、顔の正面から見ると黄色の印象がさらに強まります。
アシナガバチの種類を見分ける便利な着眼点の1つにアンテナの色があり、キアシナガバチの場合はアンテナの付け根に近い所が黒いのですが、それは上から見た場合のことであって、顔の正面から見てアンテナの下側を見ると、アンテナも黄色一色です。
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コメント
アンテナを上から見た場合と下から見た場合と・・・・・
確かに、黒と黄。
オモシロイです、ぜひとも、確かめたいですね。
確かに、顔をキッ!とあげての表情は睨んでるように見えなくもないような・・・
投稿: わんちゃん | 2009年11月26日 (木) 01時59分
ほんとうは偽瞳孔の成せる業なんですけどね。
投稿: そよかぜ | 2009年11月26日 (木) 07時13分
偽瞳孔
もう一度おさらいです
いつまでたってもわんちゃんには謎??
投稿: わんちゃん | 2009年11月26日 (木) 22時16分
偽瞳孔のしくみは、私ももうひとつよく分りません。
でも、これのおかげで、表情はたいへん豊かになりますね。
投稿: そよかぜ | 2009年11月27日 (金) 07時17分