オオモンクロベッコウ
11月も下旬になると、虫を見ることも少なくなります。 今日私が見た元気に動き回っていた昆虫は、ニホンミツバチとハエの仲間だけでした。 多くの種類の虫の活動を見ることができるのは11月上旬までのようです。
このオオモンクロベッコウも11月7日に撮ったものです。 このハチは夏に活動するのですが、この時は色づき始めた葉の上で、まだ元気に動き回っていたのですが・・・。
オオモンクロベッコウはベッコウバチの仲間で、地面に掘った穴に、毒針を刺して麻酔したクモを入れ、そこに卵を産み付けます。 が、この日は余生を楽しむように、陽だまりでゆっくり体のお手入れでした。
拡大してみると、けっこう丈夫な体のような印象を受けます。 クモとのバトルに耐えられるようになっているのでしょうか。
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コメント
>この日は余生を楽しむように、陽だまりでゆっくり体のお手入れでした。
冬は越せないのですか?
真ん中の写真より最後の方が
鬼気迫るモンがあるように見えます
一発で大きなクモを仕留めるぞ~~という。
投稿: わんちゃん | 2009年11月30日 (月) 18時45分
昆虫の成虫の寿命は原則1年未満、冬は越せないでしょうね。
卵から育った子供は親に教えられることなく親と同じことができる。これが「本能」のすばらしさです。
投稿: そよかぜ | 2009年12月 1日 (火) 07時11分