ヒメツノカメムシ
ヒノキにヒメツノカメムシの5齢幼虫がいました。 ヒノキの球果の中の種子も、若いうちは柔らかくて栄養満点で、汁を吸うのにはいいのでしょうか。
ヒメツノカメムシのメスは、エサキモンキツノカメムシなどと同様、卵を保護するカメムシで、生まれた幼虫も、母親のそばで集団で暮らします。 でも、もうすぐ成虫になるという5齢になっても、まだ集団を維持しているようですね。
傍を探すと成虫がいました(下の写真)。 大きさは5齢幼虫とほとんど変わりません。 この成虫はこれらの幼虫の母親なのでしょうか。 それとも他より早く脱皮して成虫になった個体なのでしょうか。 なお、成虫の色彩については、個体変異の幅が大きいようです。
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コメント
>ヒメツノカメムシのメスは、卵を保護するカメムシで、生まれた幼虫も、母親のそばで集団で暮らします。
と・・・・
>この成虫はこれらの幼虫の母親なのでしょうか?
私はこれらの幼虫の母親だと思いたいですねぇ。
投稿: わんちゃん | 2009年11月 1日 (日) 00時09分
1頭だけ早く脱皮して成虫になっているというのも確率的には低いでしょうから、その可能性大でしょうね。
投稿: そよかぜ | 2009年11月 1日 (日) 23時50分